お知らせ


『ピアニストを待ちながら』・『のんきな姉さん』の監督、七里圭(しちりけい)さんに舞台挨拶をしていただけることが決定しました。
以下が舞台挨拶のスケジュールです。


18日(土)
3回目(16:30ー)上映後、4回目(19:30ー)上映後

19日(日)
1回目(10:30ー)上映後


主催:シネマポスト、一般社団法人コミュニティシネマセンター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(次代の文化を創造する新進芸術家育成事業))
独立行政法人日本芸術文化振興会




経歴


1967 年生まれ。早稲田大学卒業。シネマ研究会に所属し、先輩の手伝いから映画製作の現場で働くようになる。約 10年間の助監督経験、テレビドラマ等の演出を経て、山本直樹原作『のんきな姉さん』、短編『夢で逢えたら』 (ともに2004)で監督デビュー。しかし、『マリッジリング』(2007)以外は自主製作に転じて、異色の作品を発表。声と気配で物語をつづる『眠り姫』(2007/サラウンド リマスター版 2016)が、15 年間毎年アンコール上映を繰り返し、代表作となる。一方で、建築家・鈴木了二と共作した『DUBHOUSE』(2012)が第42回ロッテルダム国際映画祭他ヨーロッパ・北米のエクスペリメンタルな映画祭を席巻し国際的な評価を得る。この頃から、他ジャンルのアーティストとのコラボレーション作品も多くなり、「音から作る映画」プロジェクト(2014~2018)、「シネマの再創造」(2019~)など実験的な映画制作、映像パフォーマンスも手掛けるようになる。2020年にはロックダウン直前のベルリンとパリでの招聘公演が好評を博す。コロナ禍を経て、村上春樹ライブラリー・イメージ映像「The Strange Library」(2021)、記録映画『背 吉増剛造 × 空間現代』(2022)を公開。昨年は、「石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、……」(京都芸術劇場春秋座)、「Music as film」Realtime voice-over and remix(東京ゲーテ・インスティチュート)、「清掃する女:亡霊」(早稲田小劇場どらま館)と三つの上演映像作品を演出。
2017年、山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナル・コンペティション審査員。2003 年から 2016 年まで TBS「THE 世界遺産」の構成作家も務めた。2019 年より多摩美術大学非常勤講師。最初の作品は、高校時代に PFF‘85 に入選した(推薦:大島渚)8 ㎜映画『時をかける症状』(1984)。


作品


●長編劇場公開映画/監督
2004 年 のんきな姉さん
2006 年 ホッテントットエプロン―スケッチ
2007 年 眠り姫(2016 年サラウンドリマスター版)
2007 年 マリッジリング
2016 年 サロメの娘 アナザサイド( in progress ) ※
2017 年 アナザサイド サロメの娘 remix ※
2018 年 あなたはわたしじゃない(サロメの娘 ディコンストラクション)※
2022 年 背 吉増剛造× 空間現代
2023年 清掃する女:亡霊

●短・中編映画/監督
2004 年 夢で逢えたら
2008 年 once more
2010 年 Aspen
2012 年 DUBHOUSE
2014 年 To the light 1.0、2.0
2014 年 映画としての音楽 ※
2015 年 ドキュメント・音から作る映画 ※
2016 年 Music as film ※
2018 年 入院患者たち
2019 年 Necktie
2021 年 La Boussole
2021 年 村上春樹ライブラリー・イメージ映像「The Strange Library」
2022 年 The cleaning lady after 100 years : Spectre
2024年 ある渡り鳥を探して
(※は「音から作る映画」プロジェクト作品)

●長編劇場公開映画/脚本
2004 年 犬と歩けば チロリとタムラ (監督:篠崎誠)
2005 年 L'amant ラマン (監督:廣木隆一)

●テレビドラマ/オリジナルビデオ
1998 年 七瀬ふたたび(第9話・第10話)
1998 年 独房 X(新任女刑務官 檻の中の花芯)






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