上映予定の映画



アンゼルムが創作した膨大な作品群を彼が歩んだ人生と共に辿る。
3D&6Kで撮影された壮麗な映像叙事詩。


ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが、戦後ドイツを代表する芸術家アンゼルム・キーファーの生涯と現在を追ったドキュメンタリー。

アンゼルム・キーファーは、ナチスや戦争、神話などのテーマを、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で壮大な世界を創造する、戦後ドイツを代表する芸術家。彼の作品に一貫しているのは戦後ドイツ、そして死に向き合ってきたことであり、“傷ついたもの”への鎮魂を捧げ続けている。

制作期間には2年の歳月を費やし、3D&6Kで撮影。ヴェンダース監督は「先入観を捨てて、この衝撃的なビジュアルをただ楽しんでもらいたい」と語る。

2023年製作/93分/ドイツ
原題:Anselm
配給:アンプラグド


あらすじ



戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー。
アンゼルム・キーファーは、ナチスや戦争、神話などのテーマを、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で壮大な世界を創造する、戦後ドイツを代表する芸術家。1991年、高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門を受賞。ヴェンダース監督と同じ、1945年生まれであり、初期の作品の中には、戦後ナチスの暗い歴史に目を背けようとする世論に反し、ナチス式の敬礼を揶揄する作品を作るなど“タブー”に挑戦する作家として美術界の反発を生みながらも注目を浴びる存在となった。1992年からは、フランスに拠点を移し、わらや生地を用いて、歴史、哲学、詩、聖書の世界を創作している。彼の作品に一貫しているのは戦後ドイツ、そして死に向き合ってきたことであり、“傷ついたもの”への鎮魂を捧げ続けている。




解説


戦後ドイツ最大の芸術家アンゼルム・キーファーのすべてをヴェンダース監督が描く


戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー。監督は、『PERFECT DAYS』(23)で第76回カンヌ国際映画祭 主演俳優賞(役所広司)を受賞し、第96回アカデミー賞・国際長編映画賞にノミネートされたことも記憶に新しい、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース。『パリ、テキサス』(84)、『ベルリン・天使の詩』(87)、『ミリオンダラー・ホテル』(00)などの劇映画だけでなく、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(11)、『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』(14)などドキュメンタリーも手掛け、世界各国から高い評価を受けてる。


名匠ヴィム・ヴェンダース監督が描く脅威の立体ワールド


制作期間には2年の歳月を費やし、3D&6Kで撮影。従来の3D映画のような飛び出すような仕掛けではなく、絵画や建築を、立体的で目の前に存在するかのような奥行きのある映像を再現し、ドキュメンタリー作品において新しい可能性を追求した。「先入観を捨てて、この衝撃的なビジュアルをただ楽しんでもらいたい」とヴェンダース監督は語る。キャストには、アンゼルム・キーファー本人の他、自身の青年期を息子のダニエル・キーファーが演じ、幼少期をヴェンダース監督の孫甥、アントン・ヴェンダースが務めている。本作は『PERFECT DAYS』が出品された第76回カンヌ国際映画祭で、ヴィム・ヴェンダース監督作品として2作同時にプレミア上映された。

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発禁処分後60年!衝撃の映画化!


ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドが自らの実体験を基に1961年に発表し、その内容の過激さから発禁処分となった小説『Filip』を映画化。監督のミハウ・クフィェチンスキはその事実から導き出す魂の解放・自由奔放な姿を第2次世界大戦、ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて映画化したのである。フィリップはナチスによって両親や恋人を目の前で銃撃で殺され、ナチスへの復讐を誓いフランス人になりすまし、ナチス上流階級の女性を次々と誘惑していく。しかし、プールサイドで見かけた知的で美しいリザとの出会いによって、復讐から一転愛に目覚め困難な時代でも心を自由にして生きていく姿を描く。

2022年製作/124分/R15+/ポーランド
原題:Filip
配給:彩プロ


あらすじ



1941年、ポーランド・ワルシャワのゲットーで暮らすポーランド系ユダヤ人フィリップ(エリック・クルム・ジュニア)は、恋人サラとゲットーで開催された舞台でダンスを披露する直前にナチスによる銃撃に遭い、サラと共に家族や親戚を目の前で殺されてしまう。2年後、フィリップはフランクフルトにある高級ホテルのレストランでウェイターとして働いていた。そこでは自身をフランス人と名乗り、戦場に夫を送り出し孤独にしているナチス上流階級の女性たちを次々と誘惑することでナチスへの復讐を果たしていた。嘘で塗り固めた生活の中、プールサイドで知的な美しいドイツ人のリザ(カロリーネ・ハルティヒ)と出会い本当の愛に目覚めていく。連合国軍による空襲が続くなか、勤務するホテルでナチス将校の結婚披露パーティーが開かれる。その日、同僚で親友のピエールが理不尽な理由で銃殺されたフィリップは、自由を求めて大胆な行動に移していく…。




解説


孤高のユダヤ人青年が、ナチス女性との禁断の愛に心引き裂かれる愛と再生の物語


『フィリップ(FILIP)』は、ポーランドの作家レオポルド・ティルマンド(1920-1985) 自身が1942年にフランクフルトに滞在していた実体験に基づく自伝的小説としてポーランド当局の検閲の後大幅に削除されたものが1961年に出版された。しかしすぐに発行禁止になり、長い間陽の目を見ることがなくおよそ60年後の2022年になってオリジナル版が出版された。監督のミハウ・クフィェチンスキは、主人公フィリップが愛する人全てを失い、孤独に耐えながらも魂を解放しようともがき生きていく姿を第2次大戦、ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて映画化したのである。


Michał Kwieciński
監督 | ミハウ・クフィェチンスキ


監督は、90年代よりテレビプロデューサー兼演出家としてキャリアを重ね、21世紀に入って以降はポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ作品のプロデューサーとして、後期代表作である「カティンの森」「ワレサ 連帯の男」、そして遺作「残像」まで製作を務め上げたミハウ・クフィェチンスキ。映画化の理由のひとつとして、「ポーランドで愛する人を亡くしたユダヤ人の主人公は、そのような状況下で何を感じるでしょうか? 私はティルマンドの本を心理的で緻密な映画にし、トラウマから感情が凍り付いた男の孤独を研究することに決めました」と明かしている。

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日本の音楽史を変えた先駆者、加藤和彦にフォーカスした
初めてのドキュメンタリー映画


ミュージシャン・高橋幸宏が加藤和彦に寄せた思いから映画の企画が立ち上がり、『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』の相原裕美が企画・監督・プロデュースを担当した。まだネットもSNSもなかった時代に若者世代が支えていた深夜ラジオから、日本全国へ人気が広まったザ・フォーク・クルセダーズの一員。ピンク・フロイドやロキシー・ミュージックを手掛けた新進気鋭のプロデューサー、クリス・トーマスが自らプロデュースしたいと名乗り出て日本よりも先にイギリスで評価されたサディスティック・ミカ・バンドのリーダー。高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣らのYMOメンバーの参加を得て、加藤和彦作品の金字塔と呼ばれたヨーロッパ三部作に代表されるソロアーティスト。作曲家、プロデューサー、アレンジャーの幾つもの顔を持ち、手掛けたアーティスト、楽曲は数えきれない。いつの時代も必ず一歩先にいた音楽家、それ故に後年悩みも深かった加藤和彦の、輝かしい軌跡を追う世界初のドキュメンタリー映画がついに完成した。

2024年製作/118分/G/日本
配給:ナカチカピクチャーズ


あらすじ



日本のポピュラー音楽史に残る数々の名曲を生んだ音楽家・加藤和彦の軌跡をたどったドキュメンタリー。
『ザ・フォーク・クルセダーズ』や『サディスティック・ミカ・バンド』など時代を先取りした音楽性で多くの人々に影響を与え、『トノバン』の愛称で親しまれた加藤和彦。日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話、世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景をとらえた貴重な映像、日本のポップスの金字塔といわれる“ヨーロッパ3部作”に隠された逸話などを紹介。さらに、不朽の名曲『あの素晴らしい愛をもう一度』を新たにレコーディングし、さまざまなジャンルのミュージシャンによって進化する楽曲の姿を映し出す。




解説


同じものは作らないをモットーに
ジャンルも多岐に渡る、加藤和彦の功績に迫る


フォーク、ロック、ボサ・ノヴァ、トロピカル・サウンド、レゲエ、タンゴなど、時代時代に敏感に、誰よりも深く研究し取り入れていた加藤。その楽曲の幅広さ、意外性は一人の音楽家の手によるものとは気がつかないかもしれない。本作では、加藤の人生、生きた時代を捉えながら、加藤にどのような変化があったのかを、関係者らの証言や当時の貴重な映像で紐解いていく。どこか飄々と時代を先取りしていた天才的な音楽家、加藤和彦のことを深く知ってほしい。


胸に響く音楽とは……
歌い継がれていくことで時代を超えて愛される、名曲の数々


加藤和彦はその功績を知れば知るほど興味深い人物だった。今まで、もっと語られるべきでありながら、実はあまり語られていない。この映画は、高橋幸宏の加藤和彦に対する想いがきっかけとなり、『音響ハウスMelody-Go-Round』の相原裕美監督の呼びかけで映画の企画がスタート。本作では、彼の曲を愛する若い世代のアーティスト達が Team Tonoban(加藤和彦トリビュートバンド)を結成、名曲『あの素晴しい愛をもう一度』を新たにレコーディング、その模様も描かれており、歌い継がれていくこと、語り継がれていくことの大事さをスクリーンに映し出している。

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2022年 トライベッカ映画祭 正式出品
2024年 AARP 大人のための映画賞(最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート)


「失われた週末」は本当に「失われ」ていたのか――


ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていないことがある。ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」(The Lost Weekend)と呼ばれている18カ月間のプライベートな日々のことだ。その時期、ジョンはどこで、誰と、どんな生活を送っていたのか?ジョンとヨーコの元・個人秘書であり、プロダクション・アシスタントを務めていた中国系アメリカ人のメイ・パン。1950年生まれ。移民二世としてニューヨークのスパニッシュ・ハーレムで生まれ育った彼女は、音楽業界入りしてから間もない1973年9月から1975年2月まで、10歳年上のジョン・レノンと18カ月間にわたり恋人関係にあった。これまでは単なるスキャンダルやゴシップの類として我々に伝えられることの多かった「失われた週末」。ジョン&ヨーコというポップカルチャーの巨大な神話に遮られ、歴史の陰に隠れていたジョン&メイのラブストーリーを、メイ本人が自分の口で「私の物語」として語り始める。50年の時を経て、今明かされる真実の物語。それがこのドキュメンタリー映画『ジョン・レノン 失われた週末』である。

2022年製作/94分/アメリカ
原題:The Lost Weekend: A Love Story
配給:ミモザフィルムズ


あらすじ



ザ・ビートルズのファンには周知の事実である、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」と呼ばれるプライベートな日々。ジョンとヨーコの個人秘書であり、プロダクション・アシスタントを勤めていた中国系アメリカ人、メイ・パンは、その時期、ヨーコの強い希望でジョンと過ごすことになった。50年の時を経て明かされる、18カ月間の真実の物語とは――。ジョンの名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、写真を織り交ぜながら、メイ本人が若き日の自分とジョンとの忘れ難い日々を回想し、彼女の目で見た素顔のジョン・レノンが生き生きと蘇る。




解説


50年の時を経て、今明かされる
ジョン・レノンの18ヵ月間の「失われた週末」の真実


19歳で音楽業界に飛び込んだメイが、ジョンとヨーコに初めて接触したのは1970年。ジョンのマネージャーだったアラン・クラインが運営する「アブコ・レコード」の当時一番若い社員だったメイは、ジョンとヨーコが監督する前衛映画『ハエ(原題:Fly)』(70)と『アップ・ユア・レッグス・フォーエヴァー(原題:Up Your Legs For-ever)』(71)の製作助手を務めた。そこでジョンとヨーコから気に入られ、彼ら専属の個人秘書に指名される。以降、テレビ番組「ディック・キャヴェット・ショー」に袋をすっぽりかぶった妙な格好でジョン&ヨーコと共に出演したり、シングル盤「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(71)のコーラスに参加してジャケット写真に初めて姿が載ったり(音楽プロデューサー、フィル・スペクターの横に写っている)など、若くて魅力的な“名物秘書”として刺激的な日々を過ごした。だがまもなく暗雲が立ちこめてくる。ベトナム反戦運動のシンボルとなっていたジョンは、当時のニクソン政権並びにFBIから睨まれ、行動を監視されるようになる。さらにビートルズの後処理やソロ活動への賛否などのストレスが重なり、どんどんナーバスになっていったジョン。やがて彼の衝動的な浮気に悩まされるようになったヨーコは、暗礁に乗り上げた結婚生活を解決に向かわせるための“安全策”として、メイにジョンの恋人になるように求めた。「あなた、ボーイフレンドいないわよね?」。当時、メイは22歳。だがヨーコの誤算は、ジョンとメイの間に本気の恋心が芽生えたことだった。こうして1973年9月22日、ジョンはニューヨークの自宅ダコタハウスを離れ、メイと2人でロサンゼルスに旅立った――。


『マインド・ゲームス』『心の壁、愛の橋』…
ビートルズ解散以降、最も芸術的・商業的に成功した
当時のジョンの素顔が生き生きと蘇る


当時ジョンと別居状態にあったヨーコから促されて始まったジョンとメイの交際。2人が一緒に過ごした期間は「失われた週末」という呼び名とは裏腹に、ジョンがビートルズの解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で、商業的にも成功した時期でもある。アルバム『マインド・ゲームス(旧邦題:ヌートピア宣言)』(73)、エルトン・ジョンをゲストに迎えてソロ活動では初めての全米シングルチャート第1位を獲得した「真夜中を突っ走れ」を含む『心の壁、愛の橋』(74)、オールディーズのカヴァーアルバム『ロックン・ロール』(75)。そして先述のエルトン・ジョンをはじめ、デヴィッド・ボウイ、ハリー・ニルソン、ミック・ジャガー、ビートルズの盟友リンゴ・スターらとのコラボレーションなど、華やかな交遊の中で次々と作品を結実させていったジョンに、ずっと側にいたメイがクリエイティブ面でも大きな影響を与えたことは間違いない。またメディアに派手な話題を提供した酒飲み集団“ハリウッド・ヴァンパイアズ”(ジョンやリンゴのほか、アリス・クーパー、ハリー・ニルソン、キース・ムーンらがメンバー)の夜遊びの様子や、1974年、パームスプリングスでのポール・マッカートニーとの久々の再会など、ファンでさえなかなか知り得なかった当時のジョンの素顔をこの映画では見ることができる。

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